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平清盛 あらすじ 第42回 [平清盛 あらすじ 第42回]

平清盛 あらすじ 第42回

「鹿ヶ谷の陰謀」

1177年4月のある夜更け、京・鹿ヶ谷の山荘には、後白河法皇(松田翔太)のもと、
成親(吉沢悠)や西光(加藤虎ノ介)など、平清盛(松山ケンイチ)ら平家打倒を企てる
不満分子たちが集まった。
そこへ招かれた摂津源氏の武士・多田行綱(野仲イサオ)は企てを知り驚くが、
西光と成親の説得により平家を撃つことを決意した。

一方伊豆では、北条時政(遠藤憲一)が娘・政子(杏)を
平家配下の山木兼高へ嫁入りさせることを決めた。
政子は源頼朝(岡田将生)の過去を深く知ったため、
捨て置けないと打ち明けると時政は政子の頬をたたき、必ず山木のもとに行けと厳命する。

京では後白河法皇らの陰謀が始まっていた。
まずは、根も葉もない言いがかりをつけて、
清盛と盟友関係にある比叡山の明雲(腹筋善之介)を流罪にする。
怒った比叡山の山法師たちが、力ずくで明雲を奪還すると、
法皇は平家に山法師たちを攻めよと命を下した。

比叡山への攻撃に平重盛(窪田正孝)は二の足を踏み、
判断をゆだねられた清盛はほどなく福原から上洛した。
清盛は今回の後白河法皇のやり口には裏があるのではと、いぶかっていた。

多田行綱は源氏勢を結集させようと源頼政(宇梶剛士)を訪ねて
平家打倒の陰謀への協力を請う。
その陰謀とは、後白河法皇を訪ねて御所にきた清盛を捕らえて人質にし、
六波羅にいる平家を攻め滅ぼすというものだった。
だが、頼政は断り、さらに簡単に倒せるほど平家はもろくないと忠告される。

陰謀の決行間近で緊張感がみなぎる後白河法皇の御所に、
重盛の妻・経子(高橋愛)が訪ねてきた。
経子は成親の妹であった。
計画が露見したかと不安になる成親だが、経子は父・家成の法要の相談にきただけだった。
成親は平家を引き立てていた父・家成のことを思い出し、自分が親不孝だと述懐するが、
西光はただ清盛への恨みを募らせるばかりだった。

決行前日の夜、後白河法皇に翌日来るように命じられた清盛は、
なぜか亡き信西(阿部サダヲ)が殺された夜のことを思い出し、心がざわめいていた。
そんな清盛を多田行綱がたずね、平家打倒の計画の全貌を告白した。
証拠として行綱が白い布を差しだし、
これは成親に「六波羅攻めの折に掲げよ」と言われた源氏の旗だという。
清盛は怒りに震えていた。

翌朝、すぐさま成親と西光は捕らえられ、後白河法皇にもそのことが知らされた。
清盛の前に引き出された西光はもはやこれまでと観念したのか、
清盛に罵詈(ばり)雑言を浴びせ始める。
そして清盛の国づくりは志ではなく王家への復しゅうだと叫ぶと、
清盛は激高して西光を蹴倒し、何度も踏みつけた。

伊豆では、父・時政の願いどおり、政子は山木家へ輿入れすることになった。
そして嫁ぎ先に向かう途中、ふと何かを思い立った政子は雨の中、頼朝のもとへと向かう。
そしていきなり源氏重代の太刀・髭切を取り出して頼朝に向き直り、
清盛が頼朝に太刀を渡した理由は、配流先でも「武士の心をなくすな」と
頼朝に伝えたかったからではと叫んだ。
志なかばで死んだ父・義朝への思いを自分に託していたのだと気付く頼朝。
心を動かされた頼朝は政子を抱きしめ、二人で今とは違う明日を目指す決心をする。

頼朝が明日を見つけた、そのとき、清盛は明日を見失いかけていた。
怒りがおさまらない清盛は西光を洛中引き回しの上、斬首せよと命じた。
後白河法皇はさびしげに側近を失う悲しさを乙前(松田聖子)にこぼすと、
乙前は国のいただきを巡る壮大な双六遊びをするならば、
後白河も清盛もいくつもの駒を失うのが道理だと告げた。

NHK 大河ドラマ
平清盛 公式サイト


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